古き良き時代の風情が色濃く残る「柳橋」

夕刻の柳橋

柳橋、というと江戸から明治にかけて栄えた花街です。

この地に橋が架けられたのは、元禄11年(1698)とのこと。そうとう古いです。

もっとも、現在の柳橋は昭和4年(1929)に架けられたそうです。


台東区&墨田区の印刷人Blog、管理人のKazuhiroです。 

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浅草橋方面から見た柳橋


神田川に架かる柳橋です。

橋の向こう側が墨田川、そして両国橋が見えます。

柳橋の歴史については、こちらを参照してください。→柳橋 (台東区)


柳橋の町名由来案内板


柳橋は、ちょうど神田川が墨田川に合流する地点に架かる橋。

神田川には何件かの船宿(屋形船)があります。


江戸時代には、吉原へ船で行く際の船着き場でもあり、柳橋で遊んでから船で吉原へというのがお決まりのコースであったよう。

現在、数件残っている船宿がかつての風情をうかがわせます。


屋形船が浮かぶ神田川


屋形船というと、どうしても思い出されるのが、新型コロナウィルスのクラスター発生ですね。

あれから、もう1年が経とうとしているのですね。

しかし、ここにきての感染拡大でどうなることやら・・・


神田川沿いの道、左手奥が神田川


神田川沿いの道も、どことなく情緒が感じられる、と言ったら言い過ぎでしょうか?

柳橋から浅草橋方面を眺める。左手に神田川と小松屋さん、右手に天麩羅の大黒屋さん。


柳橋の欄干の飾り


ここからは、墨田川に架かる両国橋を望むことができます。

こんな状況じゃなきゃ、墨田川を行き交う屋形船を眺めることもできるんですけどね~

柳橋、両国橋あたりの夜景はなかなかのものですよ。


古民家を改装したギャラリー「ルーサイトギャラリー」


チャンスがあれば、ぜひ一度、この辺りの夜を楽しみに来てください。

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